お客様からよく聞かれる質問なんですが『金属屋根と瓦屋根ならどっちが良いと思いますか❓』という事を聞かれます💡
金属屋根というのは一般的によく使われているガルバリウム鋼板製の屋根材をいいますが、ガルバリウムの屋根と一般的によく使われている陶器製の瓦ならどちらが良いのでしょうか❓
これは建てる人の好みや価値観によります⭐️
どちらが良いとは断言しません💡
陶器瓦は瓦を一枚ずつ順番に重ねながら屋根を作っていくので、屋根の勾配(傾斜・斜めの度合い)をきつくしないといけないんですね💡
きつくしないと雨漏りの原因となる為です☔️
一方でガルバリウム鋼板製の瓦棒(かわらぼう)や立平(たてひら)といわれる屋根は基本的に屋根の上から下までを一枚の金属板で作ることができるので勾配をゆるくできるんですね💡
最近はこういったガルバリウム屋根が比較的多い気がします。
瓦とガルバそれぞれでコスト面・耐候性・耐震への影響・デザイン・メンテナンス性などを比較検討した末に、建てる人の最終判断で決定しています👀
こちらが『絶対こっちにするべきです』と言ったことはありません💡
※海に近い沿岸部では塩害を考慮する必要があるのでガルバ屋根はあまりオススメしていません💨
屋根材料に関しては最終的に“外から見える家の見た目”というかデザインの好き嫌いで判断されているのが多い気がします⭐️
ガルバや瓦自体のデザインの好き嫌いとは別に、屋根の形も影響してきます🏠
片流れ屋根や切妻屋根などが分かりやすいです☘️
片側に一直線の片流れ屋根(かたながれやね)↓↓
三角形の切妻屋根(きりづまやね)↓↓
それぞれ屋根の傾斜がきつくなるかゆるくなるかで見た目の印象が変わります👀
こういった立体的な家の形を図面などで見るとデザイン(見た目)重視にしたくなる気持ちが出てくるものです。
そう考えると屋根の形って大きな判断材料の一つです🤔
他にも、屋根材料の種類とは関係なく土地の方角によって屋根を傾斜させる向きを考慮する必要があります。
屋根を傾斜させる方向によって当然家の見た目も変わります💡
土地の方角によって屋根の向きを変える必要性って何なのでしょうか❓
基本的に夏の太陽光線を遮る目的で南側の軒の出(のきので)を多めに出す必要があります☀️
ただ、これは建物プランのご要望や土地の形状・建物のデザイン・かけられるコスト等によって理想的な軒の出をつくる事が出来る時と出来ない時があるんですね💡
ちなみに軒の出については以前の記事やYouTubeでも解説していますので、そちらを見て下さい✨
ブログの記事↓↓
https://pinkysolt.hatenablog.com/entry/2019/12/24/153716
YouTubeの動画↓↓※音量注意
太陽光線だけではなく、但馬は冬の積雪も考慮した屋根を考えないといけません☃️
屋根からの雪落ちでエコキュートや車がへこむとかありますからね❄️
屋根一つとっても考える事はたくさんありますね🤔
今回のテーマのガルバリウム屋根と瓦屋根はどちらがオススメなのか?の結論としては、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解する事は前提として、建てる人の好みや価値観・建てる家のデザイン・建てる場所の地域性によって選ぶべきという事でした⭐️
ちなみにガルバリウムの事についての記事も以前書いているので良ければそちらもお読み下さい👍
ガルバリウムについてのブログの記事↓↓
https://pinkysolt.hatenablog.com/entry/2019/10/07/093618
シンケンホームでは、お客様のご要望を尊重しながら、建てる家のデザインや建てる場所を考慮した上で最も適していると思われる材質の物をご提案していますので、どちらがオススメなのかについては、その時々で違います。
話を聞いて頂き、総合的に判断してくださいね!
では今日はここまで👋