このブログではあまり語ってこなかったのですが、僕がどんな想いで家づくりをしているかをお伝えしようと思います。
今まで家を建てさせて頂いた方々の事を思い出してみましたが、一つとして同じ家はありません。
それはなぜか・・・
人それぞれ生活スタイルも価値観も好みも違うので、住む人が違えば家というのは住む人それぞれの幸せの形に姿を変えます。
もちろん似た間取りはありますが、全く同じ間取りでも住む人が違えば家に使う素材や色が違ったりして全く別の家になるんです。
自分好みにカスタマイズしていけるのは注文住宅の最大の魅力といえますよね。
僕が建物プランを作るときに意識しているのは、住む人が家に合わせるのではなく、住む人の生活スタイルや好みや理想を実現するためにその人に合わせて家をプランニングする必要があると思っています。
なのでプランニングをする際は僕はいろんなことを聞いていきます。
ヒアリングする力は提案する力に変わるのでたくさん聞くんです。
例えば、、、
『今、生活していて困っている事はありますか?』という問いをした時に、仕事の帰りが遅いご主人が仕事着やカバンなどを置き、着替える時にいつも物音をたてないように家族に気を使っているという事だったので、小さい子供達や奥様が寝ている寝室を通らず廊下から直接入れるウォークインクローゼットを作る事で解決しました。
他には『暖房はエアコン派ですか?それとも灯油を使ったファンヒーター派ですか?』という、どうでもよさそうなことも聞きます。
ですが、これは重要な質問なんですね。
(エアコンがオススメですが、新築であっても灯油を使ったファンヒーターを使うご家庭は多いです)
ファンヒーターを使う人の場合、灯油用のポリタンクをストックしておく場所が必要ですよね。
しかも汚れやすいので板の貼ってある床には置きたくないものです。
重いし匂うしよく目立つから目に飛び込んできただけで急に生活感が漂います。
そうなると必然的に扉で隠せる土間収納が欲しくなるという事なんですね。
もちろん『いま住んでいるアパートの玄関に物が溢れていてすごくストレス』という場合もあるので、その為にも土間収納が必要だったりしますよね。
自分達では気付けなかった事や漠然としたイメージを具体的に引き出すのも建築会社のアドバイザーの務めだと思っています。
そして重要な事は、必要なものや欲しいものを何でも取り込んでいくと家はどんどん大きくなり収集がつかなくなるので、無駄を削ぎ落としていき、ご要望や必要と判断した事でも本当に必要かどうか?代替案はないか?を考えて修正していく事です。
そうです。忘れてはいけないのが予算です。
理想の家づくりの為に工夫しながらカスタマイズしていく事と、やりたい放題に進める事は全く違います。
見積もりしてみると大誤算なんて事にならないようにしないといけないわけです。
一つ一つの部屋を大きくしたい人もいれば、設備や性能のグレードを上げたい人もいるし、素材感を感じたい人もいます。
外構やエクステリアに力をいれたい人もいます。
予算超過とならない為に、バランスが取れるように調整する事はとても大事ですが、お客様からするとこれがなかなか難しいところですね。
僕はアドバイザーなので、家づくりに求める優先順位をつけてもらうように上手くアシスト・サポートする事を心掛けています。
初めての家づくりです。全力でサポートしますよ!
僕がどんな想いで家づくりをしているか・・・【家づくりに成功してほしい】この一言に尽きます。
35年のローンを背負う事になる一生に一度の家づくりを自分に任せてくれたわけです!
生半可な気持ちでは取り組めない仕事です!
だから責任感のない発言をする人を僕は許せないんです!
だから家づくりに成功してほしいと心から思っているんです!
実はこの仕事をする事は中学時代に思い描いた僕の夢だったんです。
夢を実現させると決めた中学の時は勉強に身が入っておらずバカだったので、建設科がある高校には行けないと中学の先生に言われましたが、本気で勉強をして入学する事が出来たし、高校から専門学校へ行く時も推薦入学する事が出来ました。資格を取る為にたくさん勉強したし色んな事を経験をして何度も挫折を味わいました。
夢を実現する為には当たり前の軌跡ですが、こういったものが根底にあるので本気で取り組む事ができると思っています。
普段は感じられないかもしれませんが、熱い想いをもって家づくりに向き合っています。
ご縁を頂いた方々には家づくりを成功させて幸せに暮らしてほしいと心から思っています。なので家づくりを考えている人はぜひ僕とお話しましょう。
お話したうえで『違う』と思えばはっきり断って頂き、他の会社の営業さんと話を進めれば良いだけなんですから。
今回は、僕が家づくりにかける想いというものにフォーカスしてお届けしました。
伝えたい事をダラダラと書き連ねる事がないようになるべく簡潔に書こうと努力しましたが、気が付けば2,000字を超える記事になってしまいました。
この想いが届けば嬉しく思います。
ぜひ僕と一緒に理想の家づくりを進めましょう!