Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

固定資産税とは何か?〜計算方法や詳細〜

こんにちは、吉岡です。

今回は質問の多い【固定資産税】について書きたいと思います。

 

新築住宅を建てると、土地と建物の不動産に関わるものが固定資産となるので税金を払う事になります。

これが【固定資産税】と言われるものですね。

もちろん土地だけ購入しても固定資産税がかかります。

 

年に一回、通知が届きます。

固定資産税の計算方法や決定基準についてですが、

課税標準額(評価額)×1.5%(標準税率)が固定資産税となります。

この評価額を決める為に税務課の方(評価員)が審査します。

 

この審査ですが、家が建って登記をすると税務課に登記された旨の通知がいきます。

この通知を確認してから1〜2ヵ月で実際に家に税務課の評価員が行き、部屋の中を見たりするんですね。

 

コンセントの数が影響すると噂されていますが、実際はキッチンの大きさを見たりなどが主なようです。(本当に噂でしたね)

 

細かいものは見ていきますが、大きく影響するのはやはり家の大きさ(延べ床面積)との事です。

 

なので固定資産税を安くする方法というのは基本的にないです。(残念)

たとえ影響すると言われる物でも影響としては微々たるものという事ですね。

実際に評価員に聞いた事なので信じて頂いたら良いと思います。

 

カーポートやウッドデッキはどうかというと、これは基本的に影響はありません。

 

固定資産税は建物にかかってくる税金なんですが、

土地に定着する工作物のうち、屋根および柱もしくは壁を有するもの】が建物なんです。

なので、カーポート・ウッドデッキが影響がないのは分かりますね。

 

でも、壁があるガレージや柱のある大きな倉庫は固定資産になりそうです。

そう考えるとガラス張りのサンルームにもかかってきそうですよね。

 

家を建てる前に色々と検討しておく必要はあるかと思います。

 

不安や疑問があるなら市役所の税務課に電話してみると良いですよ。

 

固定資産税には減税措置があります。

今のところ、新築を建ててから3年間は固定資産税は2分の1になります。

 

土地は200平方メートル以下の住宅用地(小規模住宅用地)の課税標準額を価格の6分の1の額とする特例措置があります。


小規模住宅用地以外の住宅用地を一般住宅用地といいます。
例えば、300平方メートルの住宅用地(1戸建て住宅の敷地)であれば、200平方メートル分が小規模住宅用地で、残り100平方メートル分が一般住宅用地となります。一般住宅用地は、課税標準額を価格の3分の1の額とする特例措置があります。


と、色々と解説していますが・・・

細々と説明するよりサクッと計算してしまいましょうか!


例えば・・・

●土地700万円/190㎡

●建物2000万円/115㎡の場合


土地(6分の1減税適用)

700万×70%×6分の1×1.5%=1万2千円

 

家屋(2分の1減税適用)

2000万×70%×1.5%×2分の1=10万5千円

 

土地と家屋は別々に税がかかるのでそれらを合算します。
よって固定資産税は11万7千円になります。


※この金額は大まかな額で正確な額ではないのであしからず!


家は3年ごとに評価額が見直されます。

そして徐々に固定資産税は安くなるんですね。


建物や土地によるので固定資産税は12〜15万円くらいが多いようですが、20万円前後になる事もあります。


なので新築住宅を建てた場合の固定資産税は1万2千円〜6千円/月くらいで考えておいたら良いかと思います!

 

※固定資産税の納税は年4回に分けての分割払いが一般的です。


参考になったでしょうか?

 


それではまた👋