こんにちは、吉岡です。
今回は間取り作成の時に気を付けていたり、気にするポイントについて書いていきます。
間取りを作る時に大切にしている事なんですが、なるべく無駄をなくすコンパクトな家やお施主様のご要望を反映した間取りはもちろんなんですが、意外と盲点だったりするのはご近所さんの家の間取りなんですね。
物干しをするバルコニーの正面がお隣さんのリビングだったらどうでしょうか?
そんな事ってあるの?って思うかもしれませんが、あり得るんですね。
こちらが2階物干しであってもお隣が2階リビングの事だってあります。
リビングじゃなくてもお隣の部屋の窓が目の前にあると視線が交わって結構気まずいです。
実際に実家の僕の部屋はお隣さんの物干し場が目の前にあって、カーテンを開けているとお隣さんと目が合っていつも気まずい想いをしていたので、基本的にカーテンを閉めっぱなしにしていた記憶があります。。
お互いにそうなると暮らしにくいですよね。
間取り的に、こちらの部屋の窓とお隣さんの部屋の窓が正面にくるようなら、こちらが工夫するしかありません。
どのように工夫するかというと…
①窓を不透明ガラスにする
②窓位置を高くする
③別の壁に窓をつける
このように工夫します。
①窓を不透明ガラスにする
窓を作って風通しや日の光を取り入れたいですよね。でもお隣さんと視線がぶつかるという事ならガラスの種類を変えてしまえば気になりません。
ただ…外から見られない代わりに、こちらも外が見えなくなるのであしからず。
②窓位置を高くする
風通しと日の光…取り入れたいが、こちらのシルエットが窓に映るのも嫌な場合は窓の位置を高く(天井に近く)するのも手ですね。
窓位置を高くすることで部屋が明るくなる事もあるし、窓下の壁に物を置きやすいというメリットもあります。
③別の壁に窓をつける
他の壁面に窓をつける事が可能な場合は、お隣さん側の壁には窓を付けずに、別の壁に大きめの窓を付けるのも手です。
視線を気にする事は無くなるし、お隣さん側が窓ではなく壁になる事で声や音が漏れにくくなります。
家同士の距離にもよりますが、窓が隣り合っていると意外に声や音が伝わります。
窓を開けていたら特にですね。
視線以外に音の伝わりって結構重要です。
子供部屋の場合で、お子さんが大きくなれば友達を部屋に呼んで騒いだりする事だって想定されます。
特に夜だと結構外にも声が聞こえたりしますね。
僕の話ばかりで恐縮ですが…
僕が実家にいた時は、夜遅くまで友達と部屋でゲームなどをしながら騒いでいたのでご近所は迷惑されていたかもしれません。(すみません…)
僕は爆音でエレキギターを弾いていました。(さすがに夜中はないです)
夜中に友達を連れてきてはダメっていうご家庭なら別だし、家でエレキギターなんか弾くなって言えば良いんですが。。
将来の事なのでどうなるか分かりませんが、色々と想定して窓の配置を考えるべきです。
結論:間取り作成の時はお隣さんの家の間取りを気にするべき。視線の交わりや音の伝わりを考慮する必要があるという事でした!
それではまた👋