こんにちは、吉岡です。
家を建てて頂いたお客様の家にメンテナンスに行かせてもらった時の話です。
オーナー様に『住み心地はどうですか?』と聞いた時に『とても快適に過ごしていますよ!ただ、夏場は二階の寝室の湿度が高くて寝苦しい事が気になったんですけど、どんな事が原因なんでしょうか?』とおっしゃられました。
夏場の二階って暑いしジメジメしますもんね!
そもそもなぜ二階は暑いのか?・・・温まった空気というのはどんどん上に行こうとしますよね。建物の中の温まった空気も同じく二階に向かって上がって行くんですね!
そして二階は当然ですが屋根が真上にありますよね。夏の厳しい日差しを浴びて屋根はもちろん、屋根裏空間は激しく熱せられます。そしてその屋根裏空間の熱が二階の室内にも伝わります。
暑くなるのは当然ですよね!
ではジメジメするのはなぜ?
高温多湿の日本で夏場にジメジメするのは当たり前ではあるんですが、暖かい空気は水分を多く含む事ができるのでジメジメしがちになるんですね。
そして寝室が特に湿気るのは別の理由もあります。
お子様が小さい頃って家族みんなで寝る事が多いと思います。
今回『寝室が湿気る』とおっしゃっていたオーナー様ご家族も寝室でみなさんが寝ておられます。
人が多いとそれだけ汗や呼吸で空気中の水分量は多くなります。
ちなみに大人は熱帯夜の環境でどれくらい汗をかくかというと、睡眠中に500mlも汗をかくそうです!
そして必然的に布団も人数分必要になり、水分をたくさん吸った布団は重く、じとーっとしてるわけです。
それだけ湿気に囲まれていると寝苦しいですよね!
定期的に布団乾燥機で水分を飛ばしたり除湿機で部屋の湿度を下げるというのが寝つきを良くしたり、熱中症予防には効果的です!
もちろん早めにエアコンで部屋の温度を下げておくと全然寝つきが違いますよね!
夏場は一階の和室で寝るというオーナー様もおられます。
窓を開けていると、しっかり風が通ってエアコン無しでも寝られるのだそうです。
さすがにエアコンは付けて頂いた方が安全かと思うのですが、それだけ一階と二階では違いがあるという事ですね!
住んでいる方の感想をお聞きすると、とても参考になります!
風が通るように設計する大切さも分かりました!
今後も気付いた事はこのブログやYouTubeで発信していきますね!
では、今日はここまで👋