Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

監督時代の失敗談

こんにちは、吉岡です。

今回は現場監督をしていた頃の失敗談を書こうと思います。

その失敗というのは【一人で抱え込む事での失敗】というものです。

人を頼る事が出来ずに一人で抱え込んでしまう人っていますよね。まさに僕がそうでした。

今回は一人で抱え込んで悩んでしまう人がどうすれば負のループを抜け出す事が出来るのかをお伝え出来ればと思っています。

 

それではお読み下さい。

 

 

僕は新築住宅の現場監督をしていた時期がありました。

現場監督というのは工事現場を責任を持って予算管理をしたり、スムーズに工事が進む様に工程を管理したり、危険をなるべく無くし安全に工事を進められるように管理したり、しっかりした品質が保てるように現場を管理していきます。

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どこからどこまでが監督の仕事なのかは少し曖昧な部分があるんですが、当時の僕はしっかり線引きが出来ず、何でも自分でしてしまっていました。

例えば、何か手直しがあったり急な変更があったり工程が切迫していると、普通は大工さんがするような事も監督である自分がやっていたのでした。

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大工さんにはどんどん自社の仕事をしてもらわないといけないので、自分が担当する現場で余計な手間をかけさせてはいけないと思っていたんですね。

間髪入れずに他の現場に入ってもらっていたので、無理をお願いする事が出来ませんでした。

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恐かったし。。(笑)

 

そんな事をしているとどのような事態を招くかというと、全てが後手に回ってしまい他の現場の段取りや事務仕事が出来なくなってくるんです。

 

他の現場から『材料が届いてねぇぞ!』と電話がかかってきてパニックになったり、夜の12時になってから次の現場の予算組みを始めたり、現場にかかりっきりで会社に戻るのが夜中になる事もありました。

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もともとが忙しかったのもあるし、人に頼る事が出来ずに一人で勝手に忙しくなっていた部分もあったので毎日のように夜中帰りでした。

『1日が36時間あれば良いのになぁ』と本気で思っていました。

 

そんな毎日でしたが、僕はとても強がりなので周りに弱みを見せたくなかった事が影響し、ついでに感情の起伏もほとんどないので一緒に働いていた先輩に『いつも涼しい顔で仕事をしているし、あまり誰とも関わりたくない人なのかと思っていた』と言われた時は結構なショックを受けました。

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ショックもなにも周りにそう思わせているのは自分なんです。

全ては自業自得だということですね。

 

 

監督時代の【一人で抱え込む事での失敗】から学んだ教訓はシンプルに【人を頼ろう】というものです。

 

当時の僕が【人を頼る】というシンプルな事が出来なかったのは変なプライドのようなものが邪魔をしていたせいでした。

 

『手伝おうか?』と言われても『大丈夫です。ありがとうございます。』と言ってしまうんですね。

 

大丈夫じゃないのに。。笑

 

『人に頼るなんてカッコ悪い。自分にはプライドがあるんだ!』と思っている人は苦しい負のループからは抜けられません。

 

プライドは捨てなくてもいいけど、殺さないといけない時はあります。

 

一度プライドを押し殺して、助けてほしいと頭を下げてみましょう。

そうすると周りは快く助けてくれることでしょう。

 

 

少しは参考になったでしょうか?

 

それでは今日はここまで👋🏻