Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

住宅ローン借り換えのタイミングで考えるべき事は何か?

こんにちは、吉岡です。

 

先日、こんなご相談を受けたのでご紹介します。

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『3年前に家を建てて、その時に3年固定の住宅ローンを組んでいたので切り替えをどうするかを悩んでいます。3年・5年・10年のどれかで刻む固定金利にするか、変動金利にするかと色々と考えています。銀行としては他行での借り換えプランを示したりすると当初提案していた金利より下げてくれるものでしょうか?どのように進めていけば良いか見解を聞かせて下さい』という内容です。


ご相談内容を要約すると【住宅ローン借り換えのタイミングで考えるべき事は何か?】という事になります。

こういった内容で悩まれている方はたくさんおられるのではないでしょうか?

結論としては【いまローンを借りている銀行以外にも最低1行には相談するべき】となります。

 

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その理由なんですが・・・
住宅ローンは非常に低金利が続いています。その現状では銀行は少しでも顧客を獲得したい・既存顧客を逃したくないというのが本音なわけです。
その状況下で他の銀行と比較している事を伝えると各銀行で金利を下げたり金利以外の条件を良くしてくれる事があるから他でも相談するべきなんですね。

この話は銀行マンからすると耳が痛いかもしれませんが、これはどの業種でも同じ事が言えます。


例えば・・・携帯キャリアの乗り換えをしようとすると今の携帯会社から引き留められて好条件での機種変更を提案されたりする事があります。

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住宅業界で言えば、リフォームを検討した時に複数の業者から見積もりをとって比較検討したり交渉材料に使ったりすると思います。

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他の事では比較するのに住宅ローンだけは比較しないという方は意外と多いんです。


その理由は『ローンの内容が分かりづらいし手間が面倒』というのが主な理由のようです。

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ただ、住宅ローンは毎月払うものだし、もしもの時の保証内容が違ったりするものです。
更新の時くらいは面倒くさがらずに積極的に動きましょう。

 

 

 

 

【住宅ローン借り換えのタイミングでとるべき具体的な行動】

 

①いまローンを組んでいる銀行以外に1〜2行は相談する

②それぞれの金利や条件や保証内容を確認する

③各、住宅ローン商品での支払いシミュレーションをしてもらう

④各行での提案が出揃ったら比較検討して2〜3択に絞る

⑤それぞれの銀行で交渉する


この順番になります。

 

ここでしっかり確認するべき事は・・・●手数料●金利●保証内容●その他の条件です。

金利だけ比較しても手数料や保証内容、給料の振込口座の指定等のその他の条件を考慮しておかないと、結局損をしたり面倒な手続きが必要になる可能性があります。

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今回相談された方がどうなったかというと・・・
同じ銀行でローンを継続し、3年固定金利で決められました。
通常なら金利1.1%だったけど交渉の結果、当初組んだ時の特別金利の0.7%にしてくれた』という報告を頂きました。


他の銀行の金利の方が安かったけど団体信用生命保険の内容がイマイチだった事もあり同じ銀行で継続されたようです。


以前組んだローンの金利や条件自体が良かったという事もありますが、交渉しなかったら金利は1.1%だったわけですね。

 

この結果から分かるように、自分から何も動かず思考停止状態でいると損をする可能性があるという事です。この方は自ら積極的に動いた事で《特別金利での提案》を受ける事が出来ました。

 

今回の例はあくまで一例として理解して頂きたいですし、もちろん、銀行を相手に金利や保証内容などの比較検討をするというドライな関係ではなく、担当さんの人柄や繋がりを重視したいという人もいると思いますので、そういった方は担当さんを信用して進めて頂いたら良いと思います。

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住宅ローン借り換えのタイミングで考えるべき事は何か?


結論としては【いまローンを借りている銀行以外にも最低1行には相談するべき】となります。

 

それでは今回はここまで👋