こんにちは、吉岡です。
今回は新築のコンセントで失敗しない考え方をテーマに書いていきます。
新築でコンセント位置などを決めていく時に、何に注意していけば良いのかを4つにまとめてみました。
【新築のコンセントで失敗しない考え方4選】
①家具・家電の設置予定場所を考慮する
②カップボード周辺の位置に気を付ける
③必要数や高さを確認する
④電気容量に気を付ける
この4つとなります。
では順番に解説していきますね!
①家具・家電の設置予定場所を考慮する
→コンセント位置を考える時は基本的に建物を真上から見た間取り図を見ながら決めていきます。この時に設置予定の家具や家電を考慮しながら決めていきましょう。
せっかくのコンセントが家具や家電で隠れてしまったり、コンセントがある事で家具が使いづらくなってしまう事があります。
例えば、《チェストを引き出すとコンセントにさした掃除機の電源プラグが当たる》等ですね。
位置だけではなく家具・家電の大きさや使う時の動作を考えてコンセントを設置しましょう。
②カップボード周辺の位置に気を付ける
→キッチン周りのコンセントは気を付けたいものです。
特にキッチン背面のカップボードは種類を早く決めてコンセント位置を確定しましょう。
設置する物を決めずにコンセントを配置してしまうと上記で書いた通り、隠れてしまったり《使いづらい・数や電気容量が足りない》という事になってしまう事があります。
③必要数や高さを確認する
→コンセントの配置を考える時はその場所でどんな使い方をするかをしっかり考えてコンセントの必要数と高さを決めましょう。
例えば、リビングのテレビボード周辺は《テレビ・レコーダー・ゲーム》などの容易に想像できる物の他に、ご家庭によってはWi-Fiルーターや固定電話を近くに置く事もあります。
そうなれば3口程度のコンセントでは全然足りません。
せっかくの新築で、たこ足配線とするのは残念ですし、なにより危険なのでやめましょう。
コンセントの高さについてですが、例えば寝室のベッド周辺に配置するなら、ベッドより高い位置にコンセントを設けておけばスマホの充電に便利ですし、他にもキッチンカウンターとダイニングテーブルの間に来るように高さを調整してコンセントを配置すると、ホットプレートなどを使う時に便利です。
④電気容量に気を付ける
《ダイニングでホットプレートを使ったらブレーカーが落ちた》などの経験はあるのではないでしょうか?
これは電気容量を超えたからブレーカーが落ちるというのは何となく分かりますよね。
コンセントで使える電気の量というのが決まっています。
分電盤からコンセントに電気を運ぶ回路(分岐回路)に、容量以上の電気が流れたときに、その回路のみを遮断し、家全体の電気が止まるのを防ぐための装置が分岐ブレーカーという物です。
『一つのコンセントから消費電力の多いドライヤーやケトルの電源を取らなければブレーカーは落ちないのか?』
これは正解ではありますが、そういうものでもありません。
画像を見た方が早いですね!↓↓
コンセントとブレーカーはこのように繋がっていて、一つの回路には複数のコンセントがつながっています。
なので、同じ部屋にある複数のコンセントが壁の中では一つの回路でつながっている可能性が高いという事です。
ブレーカーが落ちないようにする為に《そのコンセントで何の電源を取るか》をなるべく明確にしておきましょう。
細かく決めなくても良いですが〔電気カーペット・ケトル・ドライヤー・ホットプレート・乾燥機〕等の消費電力の多い物を使う場所は決めておいた方が良いですね。
以上の4つとなりますが、この考え方が出来るかどうかは重要です。
家のコンセントを決める作業なんて初めての人ばかりで、決めたものはもちろんその通りにお家に配置されます。
なので失敗してほしくないんですね。
では改めて!!
【新築のコンセントで失敗しない考え方4選】
①家具・家電の設置予定場所を考慮する
②カップボード周辺の位置に気を付ける
③必要数や高さを確認する
④電気容量に気を付ける
以上の4つを頭に入れながらコンセントを決めていって下さいね!
それでは今日はここまで👋