Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

新築で失敗しがちな例5選

こんにちは、吉岡です。

今回は【新築で失敗しがちな例とその予防策】について書いていきます。

間取り等を考えた時にはとても気に入ったとしても、住んでみると『失敗したな・・』と感じるケースはあるものです。

 

ありがちな失敗例を知り、事前に予防策を考えましょう。

 

新築で失敗しがちな例5選

玄関ホールに窓がない

キッチンが丸見え

トイレの排水音が響く

収納が足りない

照明の位置が微妙

 

玄関ホールに窓がない

→『玄関には玄関ドアがあるんだから窓なんていらないでしょ』と考える方はおられますが、実はとても重要です。

 

玄関ドアは保温性や防犯性を良くする為にガラスが付いていない物が多いんですね。

明かり窓付きのドアだったとしてもガラス面がとても小さい物ばかりです。

 

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(YKKAPより引用)

そうすると窓を配置しなかった場合、ドアを閉めた瞬間に昼間でも真っ暗になるというケースがあります。

 

『照明をつける前提だから良いよ』という人もいるでしょうが、明るさの問題だけではなく換気できるかどうかという問題があります。

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玄関には家族の靴はもちろん、雨に濡れた子供のカッパや傘も置きますよね。

そうすると臭いが非常に気になってくるものです。

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そして真夏に玄関ドアを閉めると、玄関が蒸し風呂状態となって耐え難いものとなります。

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換気扇だけでは臭いや熱気を排出しきれないので、窓を付けるようにしましょう。

 

キッチンが丸見え

→『開放感と家族とコミュニケーションを取りやすくしたいから』という理由で対面キッチンにするご家庭は多いかと思います。

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しかし、キッチンの位置や構造によっては来客時にお客さんから見えすぎてしまう事があります。

来客からの視線を防ぐには、キッチンカウンターを高めに設定したり形を工夫する事で防ぎやすくなります。

 

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他には、コンロ前の壁をガラス張りにして閉塞感を無くしたりコミュニケーションを取りやすくする事がありますが、『視線を防ぐ事を優先したい』という事なら通常の壁を作る方が良いでしょう。

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(LIXILより引用)

 

 

トイレの排水音が響く

→部屋の隣にトイレを設置すると排水音が気になる事があります。

家族は気にならなくても来客時にお互いに気を遣ってしまう事がありますね。

 

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他にも、トイレを設置してなくてもパイプスペースからの排水音が気になる事もあります。

パイプスペースというのは、二階のトイレ等の排水を流す為に二階床から一階の壁の中を通って床下に抜けるパイプのスペースの事なんですが、場合によってはこのスペースからの音が響いて気になる事もあります。

 

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そういった排水音を防ぐにはトイレやパイプスペースを設置する場所を人が常にいる部屋の近くではなく、洗面脱衣室や浴室の近くにしたり、部屋とトイレの間に収納を作ったりして音の伝わりを防ぐ必要があります。

 

ただ、建物プランによってはそのように上手く配置できない事もありますし《気になる・気にならない》の基準が人によって違うので難しいところではあります。

 

少しの音でも気になるような人は考慮した方が良いかもしれませんね。

 

収納が足りない

部屋の広さを優先したばかりに収納が足りなくなるケースがあります。

部屋の広さは、出来るだけ広くとりたいというのはよく分かります。ですが、収納が多いに越したことはありません。

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アパートからの引っ越しで『こんなに荷物があったのか・・・』と驚くほどです。

《3回引っ越ししている僕が言うんだから間違いない》

 

断捨離しても捨てるに捨てられない物ってあります(子供が幼稚園や学校で作ってきた作品とか使わなくなったランドセルとか、今となってはどうでも良いかもしれない結婚式の時の記念品とかw)

 

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新居で新しい生活が始まると、思い出と共に物も増えます。

可能な範囲で、収納は余るくらい余裕をもたせると良いと思います。

 

照明の位置が微妙

 家づくりで、照明というのは目に見える大事な物の一つです。

この照明ですが、照明自体のデザインや色味や光量というのは大事ですし器具選びにはとても悩むと思います。

 

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ただ、意外な盲点が照明の位置なんですね。

特にLDKでは良くあるんですが、照明の位置と家具が一致しない事があるんです。

 

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リビングスペース・ダイニングスペースは特にですが、照明器具や電気図面を決定する時にはまだ置く家具を決めていないケースが多いんです。

そうなると、想定の範囲で配置した照明の位置と実際に置く家具の位置が微妙に合わない事になるんですね。

 

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ダイニングテーブルの長さや幅が違えば 、想定の位置より当然ズレてきて見た目が良くなかったりテーブルに変に影ができてしまったりしますし、ソファーの種類や大きさによっては想定していた位置にソファーを置けなかったりもありえます。

 

早めに家具を決めるか、想定したサイズの範囲内で家具を購入するようにしましょう。

 

 

 

以上が、新築で失敗しがちな例5選とその予防策となります。

このような、ありがちな失敗例と予防策を知っているか知っていないかは、家づくりを進めていく上でプラスに働くはずです。

 

 

【新築で失敗しがちな例5選】

①玄関ホールに窓がない

②キッチンが丸見え

③トイレの排水音が響く

④収納が足りない

⑤照明の位置が微妙

 

それぞれの項目でしっかり予防できるように意識して家づくりを進めていきましょう!

 

それでは今回はここまで👋