こんにちは。吉岡です。
今回は《ママスペースの必要性》についてお届けします。
新築住宅でよく《パパの為の書斎》というのは作りますが、可能であればママのスペースも確保したいところです。
というのも、趣味で手芸をする人もいれば、在宅勤務でパソコンや作業をする必要があったり、近年では副業を始められるママも多くいるからです。
作業スペース的なところがあれば便利だという事ですね。
ただ、女性の場合は書斎のような完全な個室よりオープンな作業スペースの方が使いやすいかもしれません。
これには明確な理由があります。
もともと、一つの事に集中したいとか一人の時間を大切にする事でストレス発散をする男性はしっかりとした個室を求めます。だから《書斎》のような個室を求める事が多いんですね。
一方で、女性というのは基本的には男性ほど一つの事に集中する事があまり無くて、複数の事を同時進行させる傾向があるんですね。
そうなると完全な個室となる書斎よりかは身動きのとりやすいオープンなスペースの方が使いやすいので、LDKの片隅に作業スペースがある方が良さそうです。(もちろん、作業内容によっては完全個室の方が良い時もあります)
(HOME'Sより引用)
さきほど男性のストレス発散方法の事が出たので、女性の場合はどうなのかをお伝えすると・・・
ストレスの発散方法が一人になるという内向的な男性と違って、女性は外交的で《嫌だった事・腹が立った事》などがあると『ちょっと聞いて!こんな事があったんだけど、どう思う!?』と、起きた出来事と自分の気持ちを誰かに話して共有し共感してもらう事でストレス発散をします。これで気持ちのバランスを取るということですね!
ですので、ストレス解消の為に個室にこもるという事はあまりないように思います。
(とはいえ、一人になりたい時って誰でもありますよね・・・)
そういった男女での脳の仕組みの違いもあり、求めるスペースに違いが出てくるのは当然です。
女性の多くは家族(もしくは友人)みんなで共有するスペースに関心があり『重視したい』と考えます。
なので、なるべく家族みんなの様子が分かるオープンな空間を求め、その場所をできる限り居心地の良い空間となるように色々と工夫をしていくんですね。
ご主人が《自分の居場所作り》というものを考えがちでも、奥様がそれを考えることは少ないんです。
ご主人のご両親と同居していて、自分だけ居場所がないように感じるケースはあると思いますが、核家族での生活を考えた場合には、奥様から『自分の居場所』というこのセリフが出ることはほとんど聞いたことがないように思います。
奥様が自分だけの空間をあまり求めないのも《家全体が自分の空間(居場所)のようなもの》という感覚が少なからずある為です。
もちろん例外はありますが、多くの家庭では奥様が中心となる事で家の中が上手く回っています。
一つの部屋にこだわらず家全体をみて・家族の生活を中心として考える事が出来る奥様特有の感覚です。※ご主人の考えが劣っているという意味ではありません。
とはいえ、ママ専用のスペースがある方が《趣味・在宅ワーク・副業》の面でも今後重宝するのではないでしょうか?
今回の《ママスペースの必要性》についてのまとめは・・・
ママスペースを作るならLDKの片隅にオープンな作業スペースがある方が使い勝手が良さそう。
家全体をママ好みにしてパパ専用の個室を設けた方が結果的に上手くいくかも。
という事でした!
それでは今日はここまで👋