Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

住んでから分かった不要な間取り

こんにちは、吉岡です。

今回は【住んでから分かった不要な間取り】をテーマにお届けします。

新築での生活が始まり数年経つと『この設備いらなかった』とか『このスペースいらなかった』というものが出てきます。

なので今回はそんな「いらなかった」と後悔するかもしれないものについて紹介していきます。

【住んでから分かった不要な間取り5選】

①書斎

②ロフト

③バルコニー

④広い寝室

⑤広い和室

 

順番に解説していきます。

 

①書斎

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→人によってはせっかく作った書斎を全く使ってない事があるんです。

 

《書斎》というものに憧れがあったりする事は多いと思いますが【仕事で継続的に使う・趣味で頻繁に使う】などのしっかりした目的と継続性があれば良いんですが、使う目的が明確ではないとか継続して使う事がないという事なら使うのは最初だけで、いずれ放置したり物置スペースとなっていきます。

 

リモートワークや副業・おうち時間が増えている現在は書斎の需要は増えていますが、『自分は本当に使うか』をしっかり考えてみてください。

 

②ロフト

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→ ロフトを作る事で限られた空間に広がりを出したり、スペースに余裕ができたりするんですが、ロフトへ行く為のハシゴを登るのが億劫になったり、『夏のロフトが暑すぎて使わなくなった』という声があります。

 

ロフトを作った時はワクワクするんですが、住みだしたら使いづらさを感じやすいんですね。

ロフト付きの賃貸物件に住んだ事のある人ならその理由がよくわかるかと思います。

どうしてもロフトを作りたい場合は、登り降りしやすいようにロフトへの階段を作ったりロフトで使えるコンセントとエアコンをつけるようにしましょう。

 

③バルコニー

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→他の記事やYouTube内の動画でも解説しましたが、バルコニーを使わなくなったご家庭がかなり多く見受けられます。

共働きで家を空ける時間が多かったり、洗濯物を干すバルコニーをキレイに保つ事が出来なかったりする為です。

 

住み始めた頃はバルコニーを使っていても、冬に室内干しにした事をきっかけに、そのラクさに慣れてそのまま室内干しを続ける事となっているようです。

バルコニーを否定する訳ではありませんが、家づくり経験者の多くが結局室内干しとなっているという事実が多いという事です。

 

④広い寝室

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→ 間取りで広くとりがちな部屋が寝室です。

ベッドの他に小さなソファーとテレビを置きたい・ホームシアターを楽しみたい・趣味スペースをとりたい等の理由があれば広くとったら良いと思いますが、ただ寝るだけのスペースなら全然広くなくて良いですよね。

 

寝室を小さくすることで収納を多く作れたり、家の面積が小さくなる事でコストダウンに繋がる事もあるかと思います。

寝室にベッドスペース以外で何を求めるかで大きさが変わってくるはずです。

 

⑤広い和室

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→『客間として和室がほしい』『誰かが泊まりにきても良いように広くしたい』という理由で広い和室を作る事があります。

ですが、最近は《客間を作る》という考え方自体が少なくなってきている気がします。

そして《本当に誰かが泊まるという事があるのか?》という問題ですね。

 

《客間に通すような気を遣う人が来る》《誰かが泊まりに来る》というシチュエーションは実際はかなり少ないのが現実です。

和室をコンパクトに設計して《リビングの一部として使う・家事室として使う》というのが一番使い勝手が良さそうですね。

 

 

 

以上が【住んでから分かった不要な間取り5選】となっています。

もちろん今回紹介したものの中でも、ご家庭によっては必要だったりフル活用している事もあるので、全否定するわけではないですが、家づくり経験者が数年住んで『あまり必要と感じなかった』という声が多かったものを紹介させて頂きました。

先輩達の声を参考にして、今一度考え直しても良いと思います。

それでは今回はここまで!