こんにちは、吉岡です。
今回は【資金計画の落とし穴】についてお送りします。
少しこわいタイトルですね。
新築の家を建てる際の資金計画での失敗をしてしまい、工事はどんどん進んでいるのに
資金調達に奔走しないといけないという事が起こる事があります。
家づくりをする際には様々な事にお金が必要になっていきます。
●土地取得費用
●建物取得費用
●登記費用
●火災保険費用
●地盤改良費用
●外構工事費用
●家具家電費用
●住宅ローンの借入諸費用
●引越し費用
などなど
大半の方が住宅ローンを組んで、そのローンの範囲内で上記の費用のほとんどを賄います。
そうです、全てではなく“ほとんど”です。
実はこれらの費用全てを住宅ローンに含める事はできないんですね。
認められない項目というのがあります。
それが 家具・家電費用や引越し費用なんですね。
例えば家具ですが、建築会社を通して大工さんや家具屋さんが家具を作って家に取り付けるのなら問題ないですが、家が完成した後にネットで買うとか市販されている物を買うとなれば住宅ローンに含める事はできません。
同様に冷蔵庫や洗濯機などの家電も含める事は出来ません。
意外かもしれませんが、家具・家電がないと生活出来ないというのに、住宅ローンとしては認められてないんですね。
ある程度の貯蓄があるのならカバー出来るんですが、貯蓄で賄う事が出来ない場合は、金融機関としては違う種類のローンを組み合わせて提案したりしています。
中には、家具・家電費用などの事を資金計画に全くいれずに家づくりを進めて、家が建ってから気付いて大変な事になった方もおられるようです。
他にも見落としがちな事はこれから住む事になる居住地の区(=自治会)に加入するための負担金である入区料もあります。
数万円である事がほとんどですが、地域によっては数十万円する事もあるのでしっかり確認しておく必要がありますね。
ある程度の貯蓄があるのならカバー出来るものの、やはりそうは言ってもどれくらい費用がかかるのかは把握しておきたいものですよね。
事前にどれくらい費用がかかりそうか下調べをしておきましょう。
家電に関してですが・・・
家電量販店の家電の価格は時期によって驚くほど金額が違います。
新商品がでる時期はある程度決まっていて、そのタイミングで古くなる型番の商品は安売りとなるんですね。
新商品を買いたい人は別ですが、その時期をみながら賢く家電は買うべきです。
早めに家電量販店に行ってお得に買える時期と大まかな値段を把握しておきましょう。
販売員の方に聞けばちゃんと教えてくれますよ。
家具に関しても同様に早めに行ってリサーチするべきですね。
家具・家電は色々見ているとやはりグレードの高い物ばかりに目がいき、グレードが高くなると同時に当然値段も高くなります。
新築を建てる時は、いわゆるマイホームハイの状態になって金銭感覚が狂ってきてしまう事があります。
予算ありきですから、妥協できる物・できない物を決めておきましょう。
こういったリサーチは面倒かもしれませんが、より正確な資金計画ができる上に『家具・家電費用は足りるだろうか・・?』と不安にならずに済みます。
全て自分たちの為になるので動きましょう。
いかがだったでしょうか?
一番最初に漏れが無いように、しっかり資金計画をする事の大切さが分かったのではないでしょうか?
見落としがちな家具家電費用などをしっかり把握して計画的に進めていきましょうね!
それではまた!