Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

平屋のメリットとデメリット

こんにちは、吉岡です。

今回は【平屋のメリット・デメリット】をテーマにお届けします。

人気である平屋住宅のメリットとデメリットを把握して、平屋を候補として取り入れるかどうかを検討してみて下さい。

 

《平屋のメリット4選》

①体への負担が少ない

当然、階段がないので上り下りの負担がないのと、滑って落ちる危険もありません。

夫婦の将来(老後)も安心して今までと変わりなく生活できます。

階段の寸法や踊り場に決まりはある?手すりは必要?新築時、リフォーム時に知っておきたいポイント | 住まいのお役立ち記事

②広い空間を作りやすい

二階部分がないので、二階を支える柱や壁が必要ありません。

そうなると、広々とした大空間を作りやすくなります。

もちろん限度はあるものの、二階建てよりも間取りとしては自由度が高くなります。

平屋でも、間取りや空間の工夫次第で広いリビングに。 | 広いリビング, インテリア 家具, インテリア 床 白

③コミュニケーションがとりやすい

家族が同じフロアに常にいる事になるので、家族間の距離が近くなりコミュニケーションが取りやすくなります。

子供が小さい内は目が届きやすいし、大きくなっても顔を合わせやすかったり友達の出入りも分かり安心です。

家族会議のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

④メンテナンス費用が安い

家を建てて10年・20年と経つとメンテナンスが必要になってきます。

高額になる外壁や屋根の改修費用も二階建てと比べると比較的安く済みます。

改修の為の足場が必要なかったり、簡易的なもので済む為です。

もちろん、そうは言っても家の面積が大きいと外壁も屋根も面積が大きくなるので必ずしも安く済むとは限りません。

豊後大野市三重町の住宅で足場仮設工事に入りました |街の外壁塗装やさん大分店

 

《平屋のデメリット4選》

①広い敷地が必要

平屋を建てるとなると全ての部屋が一階にくるので当然、敷地面積が広くないと建てられません。

必要な部屋数などにもよって左右されますが、駐車スペースや庭スペースも確保するとなると、一般的な分譲地などの土地面積では対応が難しいです。

土地価格が高い中心地ではなく郊外のほうが向いていると言えるかもしれません。

広い土地のメリット・デメリットまとめ

②2階建てより割高

平屋は建物が平面的に広がるので、コンクリート基礎や屋根の面積が大きくなります。

その分様々なコストが連動するように増えてくるので、やはり価格が割高になります。

33坪の平屋造りの始まりです。 : 有本建設有限会社

③夏に部屋が暑くなりやすい

平屋は屋根との距離が近く緩衝空間が少ないので、夏の日差しで熱せられた屋根からの熱が伝わりやすいんですね。

一番効果的な対処方法は遮熱材・断熱材をケチらず、可能なら使用材料のグレードアップをする事です。

快適な暮らしに直結する事ですから、しっかり検討しましょう。

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④採光をとるのが難しい

採光とは家の中に自然光を取り入れる事を言います。

外壁に面した部屋は良いんですが、平屋の場合は2階建てと比べて同じフロアに部屋をたくさん作る事になるので、上手く間取りを作らないと自然光が入らない空間が出来てしまいます。

採光だけでなく、風も通りづらい空間が出来てしまう事があるので、採光・通風の事も忘れずしっかり考えましょう。

新築だからこそこだわりたい!寝室に適した窓とは? | フリーダムな暮らし

以上が【平屋のメリット・デメリット】です。

今回紹介した事を参考に平屋を候補にいれるかどうかを判断して下さい。

それでは今回はここまで!