こんにちは、吉岡です。
今回は《実際に遭遇した家づくりの失敗》をテーマにお話します。
今から紹介するものは、僕が今までリフォームの相談などでお伺いしたお宅で実際に目にした、家づくりでの失敗例です。
新築を建てる際の参考として下さい。
《実際に遭遇した家づくりの失敗例》
①吹き抜けの窓
②密閉される玄関
③西日が直撃するキッチン
④お隣と目が合う窓
今回はこの4つを紹介します。
①吹き抜けの窓
玄関ホールが大きな吹き抜けとなっていて、明かり取りの為の窓が吹き抜けの高い位置に設置されていました。
確かにその窓から自然光が入って明るい玄関スペースになっていたんですが、あまりに高い位置にあったので掃除が出来ず、ホコリや蜘蛛の巣や虫の死骸がそのままになっていました。
予想できた事ではあったと思いますが、ハシゴを使って掃除するのも年数が経つにつれ億劫になってくるものです。
吹き抜けの窓というのは当たり前に付けるかと思いますが、よく考えて採用するべきだと思います。
②密閉される玄関
玄関周りに窓がないため、玄関ドアを閉めると密閉状態になり夏はとても暑く靴の臭いなどもこもって不快な空間となっていました。
また玄関ドアにも明かり窓がなかったので昼間でも玄関ホールの照明を付けないと真っ暗になってしまう状態でした。
玄関周りに1箇所でも窓があると、このような事は軽減されます。
またシューズクロークの中に換気扇を付けるのもかなり効果的なので検討してみても良いと思います。
③西日が直撃するキッチン
壁付けのキッチンの正面に大きめの窓があり、その窓に西日が直撃するというものです。夏の暑い西日を浴びながらキッチンに立つ事は出来ないので、外にすだれをかけたりして凌いでいる状態でした。
またその暑さのせいで食品も傷みやすく、窓の近くには何も置けないような、とても不便な生活をされていました。
すだれは確かに効果的ではありますが、見た目の問題もあります。メーカーが出している洋風すだれの採用も良いかと思いますが、そもそも西日があたる事が予想されるならその面には窓を設けないという選択が一番良いですね。
④お隣と目が合う窓
リビングや部屋の窓とお隣さんの家の窓が対面していて、時々目が合ってしまいとても気まずいという状態です。
ずっとカーテンを閉めっぱなしにする生活となってしまい、窓の意味が無くなってしまっていました。
隣の家があとに建ってその状態になったのなら、あらかじめ防止する事はできませんが、こちらが後に建築するなら窓の位置をよく検討するべきです。
対面してしまった場合、ガラスに目隠しフィルムを貼るのが一番コストがかからず簡単な対策となります。
シルエットもほとんど見えなくなる目隠しフィルムも販売されているので探してみて下さい。
以上が《実際に遭遇した家づくりの失敗例》の4つでした。
僕が今までリフォームの相談などでお伺いしたお宅で実際に目にした、家づくりでの失敗例です。
この実際の失敗例が少しでも役に立つと幸いです。
それではまた!