こんにちは、吉岡です。
今回は《新築で少し後悔するポイント》についてお送りします。
めちゃくちゃ後悔しているわけでもないけど『出来ればこうした方が良かったかな』と少し後悔するようなポイントです。
《新築の小さな後悔ポイント》
①床下点検口
②室内物干し
③分電盤位置
④学校用品の収納
⑤雨具の収納場所
この5つです。
では順番に解説します。
①床下点検口
『収納庫付きにしたけど使わなかった』
『設置場所が動線とカブって気になる』
『意外と目立つから見た目がスッキリしない』
という意見があります。
床下点検口は文字通り床下の点検やメンテナンスなどで使う為の開口の事で、よく水廻りの近くに配置されています。
この点検口が設置された場所が生活動線とカブったりすると通る度にガタついたり、キッチンや脱衣所なら水が入ってカビないかと心配になったりします。
普段は人が通らない場所や点検時にあまり荷物を動かさなくて済む場所が良いですね。
メンテナンス時に建築会社の人間や職人さんが出入りする事も踏まえて設置場所を考えましょう。
②室内物干し
『ウォークインクローゼットに物干しを配置したけど湿気が気になる』
『洗面脱衣室に干すようにしたけど乾きが悪いし邪魔になる』
という声があがっています。
室内の物干しスペースは独立させておくのが理想的です。
別の用途で使用する空間に物干しスペースを入れ込むと便利な面ももちろんありますが、さきほどの意見のような事も起こりうるんですね。
そういったデメリットへの対策も考えておきたいところです。
③分電盤位置
『分電盤が廊下の目立つ場所にあり気になる』
『収納の棚上に分電盤を配置したけど意外と大きく、前に物が置けない』
という声があがっています。
分電盤位置にはあまり意識がいかないので、お任せだったり適当に決めてしまいがちです。時にはよく目立つ場所に配置される場合もあるし、どこでも好きな所に配置できるというものでもありません。
よく相談してから位置は決めるようにしましょう。
④学校用品の収納
『学校に持っていく物がとにかく多くて収納しきれない』
『子供が分かりやすいように収納方法を工夫するべきだった』
等の声があがっています。
学校用品の収納場所を作ってそこを使うように習慣化しないと、いたる所に散らかっていきます。
しかも、ランドセル・給食袋・体操服・楽器・ハンカチ類・教科書・連絡帳や手紙類など学校用品はとにかくたくさんありますよね。
収納場所は一ヶ所にまとめて、学校用品それぞれの居場所を作るように棚を区切るなどの工夫が必要です。そうすれば子供も親も把握しやすく管理できるようになります。
ある程度変更のきく可動棚を採用しておけば学年があがっても対応しやすくなります。
⑤雨具の収納場所
『傘を置くスペースをあまり考えていなかったせいで玄関が狭く感じる』
『子供のカッパや濡れてしまったコートを吊しておくスペースがほしかった』
という声があがっています。
間取りを考えている時は靴の収納は考えますが、意外に傘やカッパのスペースを忘れている事があります。
靴の収納の横に少し隙間を設けるだけで傘を収納できたり、カッパをかける為のハンガーパイプを設けておけば便利です。
濡れてしまったコートなどもそこにかけておけば水が滴っても下が土間なら安心です。
以上が《新築の小さな後悔ポイント》の5つでした。
これらの事は住む人によって感じ方や考えが違うので、必ずしも後悔とは言えないかもしれません。
ただ紹介したような声があるのも事実ですし、僕自身も共感するものはありました。
一つの参考として自分達の家づくりに役立てて下さい!
それでは今回はここまで!