Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

新築購入での失敗体験談

こんにちは、吉岡です。

今回は【新築購入での失敗体験談】を紹介します。

新築一戸建ての購入で後悔や失敗はしたくないものです。

後悔のない家づくりのためには、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか。

今回は、新築一戸建ての購入経験者に聞いた家づくりでの失敗事例や後悔体験談を紹介するとともに、家づくりのポイントをお伝えします。

 

 

【新築一戸建ての購入で後悔したこと4選】
 

後悔1:悩んでいるうちに土地を別の人に契約されてしまった
『不動産会社から紹介された土地をどうしようか悩んでいるうちに、別の方とのお話が進んでしまい購入できず後悔した』(30代男性)

《コメント》

人気エリアの土地は申込みも多いため、悩んでいるうちに別の人に契約されてしまうことがあります。

土地の購入をできるだけ早く決断するには、エリア・価格・広さ等の土地に対する条件だけでなく、その土地に希望する家が予算内に建てられるかどうかを建築会社に早く提案してもらう必要があります。

どんな家が良いのかを事前に建築会社と相談しておきましょう。

 

 

 

後悔2:工事中に間取りを変更することになってしまった
「住宅の購入を焦ってしまい、間取りや外観などを十分に考えられていなかった。工事途中で収納スペースが足りないと感じて間取り変更工事をすることになった。もう少し計画的に行動すれば良かったと反省している」(20代女性)

《コメント》

注文住宅で一戸建てを建てるときには家族のライフスタイルや、将来のライフステージを視野に入れて間取りを考えると良いです。工事途中に間取りを変更するとなると、場合によっては建築確認申請の出し直しをする事になり、大きな費用と時間がかかる上に工事も大幅に遅れます。

弊社とは関係ないですが、引き渡し後すぐにリフォームしていた人もいました。

そういった無駄な出費はできるだけ避けたいですね。

 

後悔3:家族構成やライフスタイルの変化に対応できなかった
『子ども2人と夫婦の4人が住む予定で家を建てたが、3人目の子どもが出来て部屋数やスペースが足りなくなった』(30代女性)

『介護が必要となった義母と暮らす事となって、部屋のスペースが足りない事に気付き、老後を考えた間取りにしなかったことを後悔している』(40代女性)

《コメント》

建築当初の家族構成やライフスタイルを考慮して、家を建てる方も多いでしょう。

しかし子どもが増えたり、親の介護が必要になったりと、予想していなかった変化があるかもしれません。

後悔しないように、変化に対応できる間取りを考えておきましょう。

 

 

後悔4:マイホーム周辺について事前にもっと確認すればよかった
『隣家との距離が近く、住んでみると音が気になることが分かった。特に我が家の寝室が隣家の駐車場側にあるため、仕事で夜遅く帰ってくる隣人の車の音が気になってしまう』(30代男性)

《コメント》

長い付き合いとなるご近所さんとは、できれば良い関係を築きたいものです。

そのためにも、購入前に周辺について確認することが大切です。

その土地に何度も足を運んでみたり、不動産会社に周辺情報などを聞いたりすることも良いでしょう。

一戸建て購入の際、隣家との距離や間取りを工夫することで、騒音トラブルを回避することもできるかもしれません。

 

以上が【新築一戸建ての購入で後悔したこと4選】です。

他にも紹介したいものはありますが、今回は4つだけ選定させてもらいました。

建築会社とたくさん打ち合わせをしていたとしても、人によって物事の判断の仕方や感じ方が違うので、家づくりで後悔してしまう事というのは少なからず出てきてしまうものです。

ですが、今回紹介した失敗体験談を参考にしてなるべく失敗や後悔を避けて家づくりを楽しんで頂きたいと思っています。

ぜひ参考としてください。

それでは今回はここまで。

 

軟弱地盤《リスクが高い土地の特徴》

今回は【軟弱地盤でリスクの高い土地の特徴】をテーマにお送りします。

家を建てる時はどんな土地でも必ず地盤を調査する必要があります。

調査した結果、地盤改良が必要であれば数十万円~百万円近い費用が必ずかかってきます。

改良の要不要は、かなり大きな差がありますね。

 

地盤の強さは地盤調査しないと分からないので、運にもよるところがありますが、リスクの高い土地の特徴を知っているかどうかで地盤改良の可能性が低い土地を選ぶことは出来ます。

 

なので今回は軟弱地盤である可能性が高い土地の特徴を8つ紹介します。

 

 

特徴①:川や池や海が近くにある土地

川や池や海の近くは地盤が弱い可能性が高いです。

想像しやすいと思いますが、そういった水が溜まっている場所は、周辺の地盤にも水がしみ込んでいます。

水を含んだ柔らかい粘土や砂はドロドロとしていて軟弱なもので、地盤全体が弱くなってしまいます。

 

特徴②:近くに水田がある土地

近くに水田がある土地も軟弱地盤の可能性が高いです。

さきほどと同じように、地盤に水がしみ込んでいて軟弱になっている可能性があるほかに、建築予定地である検討土地も昔は水田だった可能性が高いんです。

その場合、表面の地盤は固くても深い場所にある地盤は軟弱だったりします。

 

特徴③:高低差や傾斜がある土地

高低差があったり、傾斜している土地も地盤改良が必要になる可能性があります。

理由としては、盛土が必要になる為です。

盛土(もりど)とは斜面や低地に土を盛って平らな土地をつくることをいいます。

道路より低い土地は道路より少し高くなるように盛土する必要があるし、傾斜している土地も平らになるように同様に盛土する必要があります。

 

特徴④:埋立地

埋立地とは、河川や海に土砂などを盛って人工的に造成した土地の事をいいます。

当然、元々の地盤自体が水分を多く含んでいるし埋め立てた土地自体も緩いものですから、埋立地はほとんどの場合、地盤改良が必要になってきます。

 

特徴⑤:周辺の電柱が傾いている

土地の周辺環境を見れば、地盤の強度が分かることもあります。

その一つが、電柱の傾きです。

電柱が傾いているということは、その周辺の地盤が電柱を支えきれなかったという事なので、地盤が弱い可能性があります。

 

特徴⑥:周辺道路が波打っていたりヒビ割れている

軟弱地盤の上に作られた道路は部分的に沈む事があるため、どうしてもデコボコに波打ちしやすいものです。路面にひび割れが多いなどの損傷が激しい場所は注意が必要です。

もちろん要因はそれだけではないんですが、土地を見に行った時は道路にも着目してみて下さい。

 

特徴⑦:地盤サポートマップ上で地盤が弱い地域

地盤サポートマップというサイトでその地域の地盤の強さを知る事ができます。

地盤調査会社が過去の調査データを元に作成しているマップなんですが、土地の所在地を入力するとその地域の地盤の強さが色分けされて出てきたり、液状化の危険性や地震時の揺れやすさなども分かります。

 

特徴⑧:地名に水に関連する漢字が使われている

地名というのは土地の様子を表現するように名付けられる事が多いので、地名に使われている漢字が判断材料の一つになります。

水に関連する《川・浜・谷・沢・田》などが使われている地名は水に関わりがあり、海岸線や川の近く、低地や湿地帯などを表していて過去に津波被害や台風や豪雨などによる大きな災害があった地域と考える事も出来ます。

 

 

様々な観点から地盤が弱い土地かどうかを、ある程度判断することが可能です。

ただ、そうは言っても実際に地盤調査をしてみないと地盤の強さは分かりません。

地盤改良工事はあるものとして最初から予備予算を組んでおきましょう。

今回紹介したことが少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは今回はここまで!

犬と暮らす家《犬の立場で考える家づくり》

こんにちは、犬好きの吉岡です。

今回は【犬と暮らす家】をテーマにお送りします。

「犬」の画像検索結果

新しく家を作る時に『犬と一緒に暮らしたい』という想いがあるなら、犬も快適に暮らせる家をどのように作るかをしっかり検討したいものです。
人間にとっては望ましいものも、犬にとっては心地よくないものだったり危険な事さえあります。

という事で今回は、犬のための家での工夫や気をつける事を紹介していきます。

 

犬と暮らす家の工夫と気をつけるポイント

 

犬のプライバシー空間の確保

犬にも、自分だけの居場所と時間が必要です。

 

安全で安らげる場所をもち、時には自分ひとりの時間を過ごせることは、犬が心穏やかに暮らすために欠かせません。

そうした場所がないと、ストレスがたまり、無駄吠えなどの問題行動を起こしてしまう場合があります。

 

犬は本来群れをつくる動物なので、人のそばで過ごすのを好みますが、いつも誰かの目があっては落ち着けません。

理想的な居場所は、家族の気配を感じながらも視線が遮られる場所です。

例えばリビングの一角や、リビング階段の下、リビング収納のすみなどにケージを置くと良いです。

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視線が合わないように、ケージにブランケットをかけておくのも一つの手です。犬にとってはプライベート空間ですので、入っているときはそっとしておいてあげましょう

  

階段は緩やかに作る

犬と一緒に生活をする住宅では、階段を緩やかに設置する事をオススメします。

そうすることで犬の足腰への負担を最小限におさえることができ、階段への恐怖心も少なくなります。

「階段 犬」の画像検索結果

 

段数や階段の面積が増えてしまうことを懸念されるかもしれませんが、これは犬の事ばかりでなく人間にとっても大きなメリットがあります。

例えば、妊娠中だったり、お子様が小さい時は階段が緩やかなほうが安全に楽に上り下りがしやすくなります。

もちろん滑り止めもしっかり付けましょう。

 

足がすべる床材を避ける

犬の身体に負担をかけないためにも、犬に優しいフローリングにすることが大切です。

ツルツル滑る床を選ぶと関節炎・脱臼・椎間板ヘルニアなどのリスクが高くなってしまいます。

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例えば床にコルク材を使用したり、ペット用の滑り止めコーティング剤があったりもしますが、建材メーカーでもペット用の床材が販売されているので、そこから選んでも良いと思います。

犬のために、ある程度グリップ感がある床にしましょう。

 

ペットフェンスの設置

玄関やキッチンなど『飛び出るのが困る』『犬には危険な食材がある』という場合はペットフェンスを設置し、そこが出入り禁止であることをわかるようにしましょう。

 

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特に階段の往来で腰を痛めがちな犬の場合、階段入り口部分にもペットフェンスをつけるのも良いと思います。

 

浴室のドアは必ず閉める

浴槽にお湯が張ってあるときに、犬が誤って落ちて溺死してしまったというケースが報告されています。

「浴室事故 犬」の画像検索結果

また、ボディーソープやシャンプー・リンスを誤飲してしまい、動物病院へ搬送されることも珍しくはありません。

なので家族は徹底して浴室のドアを閉めるようにしましょう。

洗濯のために残り湯をためているのなら、浴槽のふたも忘れずにしてください。

家族みんなが気を付けることで、浴室に潜む危険から犬を守ることができます。

  

犬が食べてはいけない植物は植えない

庭に植える植物や部屋に置く観葉植物には気を付ける必要があります。

身近な植物でも、犬が口にしてしまうと危険なものがあります。

 

●ポトス

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世話がしやすく生命力も強い観葉植物ですが、犬がポトスを噛んでしまうと口の中を中心に炎症が広がり発熱や吐き気などの症状が現れます。

 

ポインセチア

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クリスマスの装飾としてよく使われるポインセチアですが、ポトスと同様に口周りの炎症と吐き気や下痢の症状が現れます。

体が小さい犬なら死んでしまう事もあります。

 

アロエ

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アロエも犬にとっては危険な有毒植物です。

嘔吐や下痢のほかに腎臓にも悪影響を与えて血尿が出る場合もあります。

 

ユリ科の植物

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ユリ科の植物は観葉植物の中でも犬にとって特に毒性が強く危険なものです。

ユリ・ヒヤシンス・チューリップなどの身近な植物は犬が噛んでしまうと腎機能に深刻なダメージを与えてしまいます。

犬が生活する近くにはユリ科の植物は置かないようにしましょう。

 

 

以上が犬と暮らす家の工夫と気をつけるポイントとなります。

大切な家族が快適に過ごせるようにしっかりと考えてあげてください。

 

それでは今回はここまで!