Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

犬と暮らす家《犬の立場で考える家づくり》

こんにちは、犬好きの吉岡です。

今回は【犬と暮らす家】をテーマにお送りします。

「犬」の画像検索結果

新しく家を作る時に『犬と一緒に暮らしたい』という想いがあるなら、犬も快適に暮らせる家をどのように作るかをしっかり検討したいものです。
人間にとっては望ましいものも、犬にとっては心地よくないものだったり危険な事さえあります。

という事で今回は、犬のための家での工夫や気をつける事を紹介していきます。

 

犬と暮らす家の工夫と気をつけるポイント

 

犬のプライバシー空間の確保

犬にも、自分だけの居場所と時間が必要です。

 

安全で安らげる場所をもち、時には自分ひとりの時間を過ごせることは、犬が心穏やかに暮らすために欠かせません。

そうした場所がないと、ストレスがたまり、無駄吠えなどの問題行動を起こしてしまう場合があります。

 

犬は本来群れをつくる動物なので、人のそばで過ごすのを好みますが、いつも誰かの目があっては落ち着けません。

理想的な居場所は、家族の気配を感じながらも視線が遮られる場所です。

例えばリビングの一角や、リビング階段の下、リビング収納のすみなどにケージを置くと良いです。

「リビング階段下 犬」の画像検索結果

 

視線が合わないように、ケージにブランケットをかけておくのも一つの手です。犬にとってはプライベート空間ですので、入っているときはそっとしておいてあげましょう

  

階段は緩やかに作る

犬と一緒に生活をする住宅では、階段を緩やかに設置する事をオススメします。

そうすることで犬の足腰への負担を最小限におさえることができ、階段への恐怖心も少なくなります。

「階段 犬」の画像検索結果

 

段数や階段の面積が増えてしまうことを懸念されるかもしれませんが、これは犬の事ばかりでなく人間にとっても大きなメリットがあります。

例えば、妊娠中だったり、お子様が小さい時は階段が緩やかなほうが安全に楽に上り下りがしやすくなります。

もちろん滑り止めもしっかり付けましょう。

 

足がすべる床材を避ける

犬の身体に負担をかけないためにも、犬に優しいフローリングにすることが大切です。

ツルツル滑る床を選ぶと関節炎・脱臼・椎間板ヘルニアなどのリスクが高くなってしまいます。

「滑るゆか 犬」の画像検索結果

例えば床にコルク材を使用したり、ペット用の滑り止めコーティング剤があったりもしますが、建材メーカーでもペット用の床材が販売されているので、そこから選んでも良いと思います。

犬のために、ある程度グリップ感がある床にしましょう。

 

ペットフェンスの設置

玄関やキッチンなど『飛び出るのが困る』『犬には危険な食材がある』という場合はペットフェンスを設置し、そこが出入り禁止であることをわかるようにしましょう。

 

「キッチン ペットフェンス」の画像検索結果

特に階段の往来で腰を痛めがちな犬の場合、階段入り口部分にもペットフェンスをつけるのも良いと思います。

 

浴室のドアは必ず閉める

浴槽にお湯が張ってあるときに、犬が誤って落ちて溺死してしまったというケースが報告されています。

「浴室事故 犬」の画像検索結果

また、ボディーソープやシャンプー・リンスを誤飲してしまい、動物病院へ搬送されることも珍しくはありません。

なので家族は徹底して浴室のドアを閉めるようにしましょう。

洗濯のために残り湯をためているのなら、浴槽のふたも忘れずにしてください。

家族みんなが気を付けることで、浴室に潜む危険から犬を守ることができます。

  

犬が食べてはいけない植物は植えない

庭に植える植物や部屋に置く観葉植物には気を付ける必要があります。

身近な植物でも、犬が口にしてしまうと危険なものがあります。

 

●ポトス

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世話がしやすく生命力も強い観葉植物ですが、犬がポトスを噛んでしまうと口の中を中心に炎症が広がり発熱や吐き気などの症状が現れます。

 

ポインセチア

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クリスマスの装飾としてよく使われるポインセチアですが、ポトスと同様に口周りの炎症と吐き気や下痢の症状が現れます。

体が小さい犬なら死んでしまう事もあります。

 

アロエ

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アロエも犬にとっては危険な有毒植物です。

嘔吐や下痢のほかに腎臓にも悪影響を与えて血尿が出る場合もあります。

 

ユリ科の植物

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ユリ科の植物は観葉植物の中でも犬にとって特に毒性が強く危険なものです。

ユリ・ヒヤシンス・チューリップなどの身近な植物は犬が噛んでしまうと腎機能に深刻なダメージを与えてしまいます。

犬が生活する近くにはユリ科の植物は置かないようにしましょう。

 

 

以上が犬と暮らす家の工夫と気をつけるポイントとなります。

大切な家族が快適に過ごせるようにしっかりと考えてあげてください。

 

それでは今回はここまで!