Yoshioka’s diary

家づくりに関する様々なお役立ち情報を書いていきます。

ガルバリウム鋼板って錆びやすい❓

とても多く見るようになったガルバ外壁やガルバ屋根ですが、時々お客様から『ガルバって錆びやすいからやめた方がいいですよね❓』と聞かれる事があります👀

 

ガルバって錆びやすいのか❓

 

トタンに比べるととても強いけど全く錆びないという事ではありません。

特に塩害に弱いので、海に近い地域では特に注意が必要です。
ガルバリウム鋼板がトタンの進化形と考えれば錆びるということも理解できるのではないでしょうか💡

 

ガルバリウム鋼板は条件にもよりますが、「トタン」に比べると、約3~6倍の耐久性を発揮します。耐用年数は都市で用いた場合おおよそ25年、塩害のある地域でもおおよそ15年の耐用年数を持つとされています。

耐用年数は設置条件によって異なりますが、溶融亜鉛めっき鋼板の寿命が都市地帯で、おおよそ7~9年、海岸地帯で6~10年であることから比べると、非常に耐久性の高いものであることが分かりますよね❗️

 

ただ、耐久性が高いといっても錆びる時には錆びます💨

それにはやはり原因があります💡

上記でも言っているように海岸線沿いに建てるお家は塩害が原因で錆びる事があるので、月に一度水をかけて洗い流すように心がける必要はあります👀

それと意外と知らないのが電食です💨

異なる種類の金属どうしが接触すると、一方の金属で接触した部分腐食が発生する場合があります。これを「異種金属接触腐食」と言います👀

このように接触するだけで錆びるのが「電食」です💡ガルバリウム鋼板は電食を起こしやすい金属板のため釘や金物などの金属製品には注意が必要なんですね💨

釘や金物の使用に関しては業者側が気を付けて施工していきますが、建築会社から引き渡しを受けた後は施主さんサイドで気を付けてもらわないといけません👀

ガルバ外壁に金属製の物を立てかけたりしないようにして下さいね☝️

 

結論:ガルバリウム鋼板はトタンに比べるととても強くなっているので錆びやすい物ではない💡

条件がそろってしまうと錆びるが、日頃の心がけ(メンテナンス)や注意で防止できる💡

 

 

 

【あとがき】

ガルバは色々と気を付けないといけない点はありますが、軽いので耐震性向上につながったりシュッとしてカッコイイ建物に出来たりするので個人的には好きです👍

どんな物でもそれぞれメリット・デメリットがあります💡メンテナンスフリーの物も存在しません💡

自分が実現したい建物(好みの建物)を優先して、それに合う素材を選定した時のメリット・デメリットを理解した上で使用するようにして下さいね👍