こんにちは、吉岡です。
今回は信頼関係についての話です。
信用とか信頼とかいう言葉がありますが・・・
【信用】というのはその人自身に対する評価というより、その人の実績に重きをおいた評価といえます。
【信頼】はその人自身の人柄や考え方や立ち振る舞いなどに重きをおいた評価といえます。
そう考えると【信用】は客観的で【信頼】は主観的ともいえます。
例えば銀行で住宅ローンを組もうとすると、銀行の担当者とやりとりする事になります。(建築会社が手続きを代行する等の例外はあります)
その際に銀行はその人の職業・年収・勤続年数・他ローンの有無や返済状況を聞き取りしたり調べたりします。
これは客観的にみて【信用】できる人か判断する材料となるわけです。
一方で【信頼】というのは心証(その人に対して心に受ける印象)によって大きく変動するものです。
例えば、横柄な態度をとる心証の悪い人は、銀行の担当者も頑張って借入条件を良くしようとはしてくれません。
逆に言えば難しい案件でも、その人の人柄が良ければ担当者を含めた銀行が頑張ってくれる事はよくあります。(裏話かも・・・)
建築会社の担当者とお客様の関係で言えば・・・
担当者がお客様の為に一生懸命になるのは当たり前だと思いますが、時々おかしな態度をとられるお客様も存在します。
担当者や会社側に問題がある事で態度にあらわれるという事ではなく、最初から横柄だったり高圧的な態度をとりマウントをとろうとする人などですね。
それはもうお客様ではないので、お断りしたり関係をもたないように距離をおく事になります。
家は人生をかけた大きな買い物なので『足元を見られないように』『なめられないように』という気持ちはよく分かるんですが、家というのは建築会社と施主様が共に同じ方向に向かって歩み成功させて、その後も関係を続けていくのが正解です。
建築会社とVSの関係を作りかねない対応というのは必ず失敗するので避けるべきだと思います。
お互いの信頼関係があってこそ家づくりは成功するので、ぜひ意識してみてください。
それでは!